聖母マリアの戴冠
17世紀 ルーベンス作
天使たちによって天に運ばれた聖母マリア様。
聖母は月の上に座り、
その月は天使たちによって持ち上げられています。
右におられる神様は地球の上に座しています。
これは主が世界を治めるという意味だそうです。
そして左のイエス様は
殉教者であることを意味する赤い衣を着ています。
おふたりの頭の上には、白いハトが飛んでいます。
白いハトは精霊のシンボルです。
つまりここで主とイエス・キリスト、
そして精霊による三位一体によって、
月桂樹であんだ勝利と栄光の冠が
聖母マリア様に授けられるというシーンです。
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