サウンド・オブ・フリーダム

去年の秋に
日本で公開されましたが
中々観に行くことが出来ず
配信を待っておりました。

アマプラではまだ無料ではなく
有料で￥500なのですが
それ以上の価値があります。
オススメというより
是非ひとりでも多くの方に
観てほしいと願う作品です。

実話を元にした児童人身売買の話。
日本は平和だから
そういうことは起こらない　
起こっていない
起こるはずがない
そう思ってる方
日本でも起こってるのですよ。

この映画は制作開始から公開までに
5年もかかったということです。
なぜでしょう？
子供たちが悪党から救われる話が
公開されるとマズイことがあるのでしょうか？



公開を阻止したのは
ウォルト・ディズニー・カンパニーのようですね。
そう　日本では
今はまだ人気の　
夢の国の会社です。



この映画は21世紀フォックスと
配給契約が結ばれたのですが
そのフォックスが
ディズニーに買収され
この映画も棚上げにされるという事態に。



その後、制作者たちが
ディズニーから配給権を取り戻し
ようやく公開にこぎつけたとのことです。



でもこの映画の監督は
その公開のタイミングはベストだった
とおっしゃったそうで
確かに5年前だと観る側がまだ
人身売買についての知識がなさすぎ
実話を元にしているけど
フィクションでしょ？
と　単なる陰謀論で終わってしまう。



今だからこそ
表に出てきた数々の情報によって　
児童の人身売買の実態を
理解するひとが増え
こんな残虐なことが
いまも　この瞬間も
世界中で起こっているのだと
この映画を観て　
知るべきなのだと思います。



この映画は
とてもスリリングです。
胸が詰まります。
観終わったあとは
自分にも何か出来ることはないのか
どうすればこの現実を
変えられるのだろうか
と　居ても立っても居られないような
そんな思いさえ生まれます。



アメリカでは
エプスタイン事件の
顧客リストが公開（一回目）されましたが
今後はトランプ大統領によって
更に多くの情報が
開示される見込みだとか。



現在も囚われている子供たちの数は
数百万人と言われています。
一人でも多くの子が
救われますように
祈らずにはいられません。



神のこどもは売り物ではない

サウンド・オブ・フリーダム