マリアの被昇天祭壇・リーメンシュナイダー
旅も後半に入り
ローテンブルグから
ヴュルツブルグへと向かいました。
ドイツでは
イースターの休暇に入っていて
街なかや家は このような
卵の装飾で彩られていました。
ちいさな街 クレクリンゲンの
はずれのちいさな教会。
ヘルゴット教会
古くて読めませんが
床の石には
文字や紋章や記号などが。
所々は 補強のためか
ガラスでカバーされています。
ここには
ドイツ ヴュルツブルグの大彫刻家
ティルマン・リーメンシュナイダーの
聖母マリアの被昇天の祭壇があります。
ローテンブルグの聖ヤコブ教会では
残念なことに
彼の作品「聖血の祭壇」が見れなかったのですが
このマリアの被昇天の祭壇は
素晴らしく 圧巻でした。
右翼側
左翼側
被昇天されるマリア様は
少し若く見えます。
リーメンシュナイダーは
彫刻のマイスター(親方)として
ヴュルツブルグに工房を構え
祭壇や墓碑の彫刻を
数多く手掛ける一方
市議会議員から市長まで務めたひとで
農民戦争の際には、
元市長として戦争に加担したとして
逮捕され 利き腕をへし折られて
再び彫刻家として活躍が出来なくなったという
悲劇のひとでした。
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