無原罪の御宿り

こんばんは。
きょうは12月8日。
カトリックでは
「無原罪の御宿りの祝日」です。
カトリック教義では 
人間は誰でも
生まれながらにして
罪びと(原罪)だということです。
かつてアダムとイブが
禁断の木の実を食べたとき
神様の逆鱗に触れ
楽園を追われ、
食べ物を得る為に
重労働をしなければいけない、
女性は出産の苦しみを
味わわなければならなくなった
と いうことです。
無原罪の御宿りとは
マリア様が
お母様(聖アンナ)の体内に宿られたときから、
一切の汚れがなかった
通常の人間には
免れることが出来ない原罪、
アダム以来の罪を背負ってうまれる筈が
マリア様はそれからも免れ
清くこの世に生を受けられた。
マリア様のご生誕は
9月8日ということになっており、
マリア様がお母様の胎内に宿られたとき、
つまり9ヶ月前の12月8日を
無原罪の御宿りの日
と 制定したのだそうです。
実はルルドで
少女ベルナデッタの前に
ご出現された「光の貴婦人」が
「私は無原罪の御宿りです」
と言われたという話があります。
「私は聖母マリアです」 ではなく
ベルナデッタの知るはずのない言葉である
「無原罪の御宿りです」
と言われたことで
ベルナデッタの前に現れた方は
聖母マリア様に間違いない
と いうことになったそうです。
来年は
ルルドに聖母マリア様が
ご出現されて160周年。
今も ルルドの泉は涸れることなく
水が湧き出ています。
無原罪1

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