1月17日に。
今日は阪神・淡路大震災があった日です。
わたしはそのとき、大阪府枚方市という
いまよりすこし大阪寄りに住んでました。
子供はそのとき、4歳と6歳でした。
あの日主人が仕事に出たあと
わたしはまだ時間が早いから、
布団であったまっていようと子供たちの布団に入ってたら
経験したことのない揺れ。。。
子供も跳び起きました。
わたしは、子供たちに頭から布団をかぶって
部屋の真ん中にいるよう言いました。
そのとき倒れてくるような家具はそのへやにはなくて
あったとしても、倒れてくるなどと考えたこともありません。
布団をかぶるか、机の下にもぐれと教わってきたので
それでじっとやりすごせば大丈夫だと信じてたのです。
長い長い揺れでした。。。
ようやくおさまり、急いで実家などに電話をしました。
どこが震源地だとかなにもわからない状態でしたが
実家や親戚たちもみんな被害がなく
「大きな地震だったけど、よかった」と思いました。
その数時間後、被害状況がテレビに映され
あの綺麗な、オシャレな街が見る影もなくなっていたのです。
よく通っていた高速道路はぐにゃりと折れ曲がり
あちこちから黒煙があがり
戦争のあとのように家やビルは倒壊。。。
亡くなられた方の数がテレビ画面でカウントされていくのです。
みたこともない数字。。。
あの日から15年が経ちました。
いまの神戸は表目には元に戻ったように見えます。
でも、あのとき大事なひとを亡くした方の心は
あの日で止まったままなのです。
これは天災であって、誰のせいでもありません。
誰かが起こした戦争でもなく
テロでもないけれど
悲しすぎる現実でした。
どうかお祈りください。
遺された方たちのために
逝かなければならなかった方たちのために
愛でお祈りください。
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