マグダラのマリアの祝日
今日7月22日は
聖マリア・マグダレーナの日
マグダラのマリア様の祝日です。
罪を悔いた罪人、改悛した娼婦を守護する聖者であるマグダラ様。
ダ・ヴィンチ・コードによって日本でも一躍有名になった聖女ですが
ヨーロッパでは聖母マリア様に次いで人気と言われます。
マグダラのマリア様はなぜ『娼婦』『盗人』『罪深いオンナ』などと
レッテルを貼られたのでしょう。
マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカによる福音書のうち
どこにも彼女が娼婦であったなどと書かれていません。
イエス様の亡き後、その教えを説く女性を好ましく思わないローマ教会。
当時、女性が先頭に立ちひとを動かすなど
この上ない脅威だったのです。
マグダラのマリア様の記述は
作為的に聖書から削られ
そして『娼婦』に仕立て上げられました。
イエス様が最も愛した弟子
イエス様の死と復活を唯一見届けた女性
マグダラのマリアは永く「悔悛した罪の女」とされてきました。
カトリック教会では591年グレゴリウス1世ローマ教皇によってそれが教義化され、
なんとそれは 1969年の第2回バチカン会議で見直されるまで続いたのです。
もっともご本人は
なんと呼ばれようと気にしておられません。
この世で大切なことは
どう思われるか、どう呼ばれるかではなく
どれだけ愛をこめて生きているかだとおっしゃいます。
聖マリア・マグダレーナ
永遠の愛を説く女性*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
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