イエス様の磔刑を見守った少年
昨日はレイキセミナーでした。
そこでまたまた感動をさせていただきました。
お客様の了解のもと、シェアさせていただきます。
レイキのアチューンメント中に
お客様がご覧になったビジョンはイエス様だった。
今までこんな鮮明にビジョンを視たのは初めてです、とおっしゃった。
そして、同じ時にわたしが視ていたビジョンもイエス様。
それもあのゴルゴダの丘を目指し
歩いてゆくイエス様と周りのひとびと。。。
その大人の群れの中にひとりの少年がいた。
年の頃は10歳くらい。
華奢でおとなしそうなその少年は
イエス様と一歩一歩同じように歩いてゆく。
そしてゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエス様を
最期の瞬間までその少年は見守った。
泣き崩れる聖母様とマグダラ様。
少年はイエス様を愛していた。
仲のいい友だちであり
そして、愛を教えてくれるかけがえのない存在だった。
イエス様のパートナーのマグダラ様には
母のような思慕もあったのだろう。
イエス様、マグダラ様、聖母様と少年は近しい間柄だった。
その大好きな方が、目の前で息絶える、
その瞬間を彼はしっかりと見ていた。
たった10歳ほどの少年がそんな場面をみるなんて、。。。
まして父のように、友のように愛しているひとが
そのような処刑をされるなんて
少年の心はどれほどの悲しみ、怒り、絶望を感じたことだろう。。。
少年は自分がなにも出来ないことを悔しいと思っていた。
あの時代、あの場面で、
ほんの少年が死刑を宣告された者を救うなど
どう考えても無理だった。
少年はそのことも頭では理解していたが
ただ見守るしか出来ない自分を許せなかった。
だからせめて最期まで
しっかりと目に焼き付けようとしていたのかもしれない。
最初のビジョンはここまでだった。
こんなにハッキリと細部まで過去世をみせて頂いたのは
わたしも初めてだった。
この過去世はお客様にお伝えするようイエス様に言われた。
お客様はわたしの視たビジョンにビックリされていた。
そして、そう言えばひとがみなイエス様たちを
「神」のように崇めることに違和感を感じ、
自分はもっと近い存在のように感じていたとおっしゃった。
そのつぎに視たビジョンはそのお客様が
宇宙船から地球を見ていた場面
数人の仲間とともに船から地球を見て
そして自分だけが役割の為に降りることになる。
そのスターピープルはウォークインというかたちで
地球人の成人男性のなかに入った。
イエス様がお生まれになるずっとずっと前の頃だ。
あとふたつの別の過去世もみせて頂き、
今日はなぜこんなにたくさんの過去世を視せられるのだろう?
それも鮮明に。。。
このお客様は一体誰なのだろう?
わたしは不思議に思っていた。
そして最後のアチュのとき。
視えたビジョンは。。。
「この方だけはどんなことがあっても助けなければ」
そう心に誓う少年がいた。
イエス様の磔刑を見守ったあの少年。
彼が身重の女性とともにいる。
あの方を救えなかったのだから、
この方だけは。。。
少年は固く誓っていた。
なんとしても逃がさねばならない。
女性は数人のお付きの方たちと一緒にその国を出た。
少年の手引きがあったお陰で。
そこでビジョンは終わり
その身重の女性が声を出された。
『あなたの、命を顧みない勇気を讃えます。
あなたのお陰でわたしは命を繋げることが出来ました。
深く深く感謝しています。』
女性はマグダラのマリア様だった。
国を出たマグダラ様はその後
南フランスに辿り着き
その数年後、わたしはマグダラ様と出逢い
弟子として臨終のときまでを一緒に過ごした。
あのとき、この少年がマグダラ様を逃がすことに
命をかけてくださったお陰で
わたしはマグダラ様と出逢うことが出来た。
そして、今ここにいることが出来る。
この少年は大きな大きなお役割を担ったスピリットだった。
宇宙から地球の為に来たスターピープルであり
そして、マグダラ様の命を救うお役割があったのだ。
でも例えそんなお役割を担っていても
自由意思があるので拒否することも出来る。
選ぶのはあくまでそのスピリットなのだ。
マグダラ様を逃がすことで自分の命が危うくなることは
10歳の少年でも分かったあの時代。。。
少年の気高いスピリットに
私はただただ感謝した。
この話にはまだ続きがある。
マグダラ様はうまくフランスに逃げ遂せたのだが
少年にはそれを知る術がなかった。
うまく逃げおおせるよう、ただ祈るばかりで
彼はその人生を終えた。
そして、今
この人生のお客様が
ある時フランスに一人旅に出られた。
ひとり色んな場所に行き
芸術に心を洗われる旅をされ
ある場所に行きついた。
マドレーヌ寺院
マグダラのマリア様が祀ってあるという
美しいその場所に。。。
そこでこのお客様はなぜか涙が止まらなかったという。
マグダラのマリア様が教えてくださった。
『わたしがちゃんと逃げおおせたことを
あのマドレーヌ寺院で少年のスピリットは
初めて知ったのです。
この国まで逃げ、命を繋いだのだと彼はやっと知ったのです。
だから、嬉しさと懐かしさと安堵の心で涙が溢れたのです』
確かに、少年はマグダラ様のその後を確かめることもなく生涯を終えた。
助かってほしい、逃げきってほしい、という祈りとともに。
その結果をこの人生で
彼はようやく見れたのだった。
すべてが繋がった。
点と点が線になった瞬間だった。
わたしとこのお客様の出逢い。
マグダラ様の接点。
この日のアチューンメント。
このお客様のお役割。
わたしもお客様もおそらく同じ気持ちだったろう。
なんと気高い魂を持ち、
そのお役割をちゃんと果たしたこの少年。
そして、その役割を今知ったこのお客様。
すべてに感謝しかなかった。
どちらも、「知るために」お互いが必要だった。
わたしはこのお客様に
イエス様からの新たなお役割をお伝えした。
そのサポートには勿論イエス様とマグダラ様。
そして、わたしも最大限の協力をさせて頂こうと思う。
あの日の勇気ある少年への感謝として。。。
長文をお読み頂きありがとうございました。
愛と感謝をこめて
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