我らが貴婦人

今朝はテレビをつけて絶句でした。
ノートルダムが火災とのニュースで、
「どこのノートルダムなんだろ？」
信じたくない気持ちは打ち砕かれ
パリ、シテ島のノートルダムという言葉に呆然。
尖塔が崩れる場面は
衝撃としか言いようのないものでした。
改修工事による
火災の可能性があるとのことなので
もしかしたら人災？
と思うと更にショックです。
ノートルダムとは
フランス語で「我らが貴婦人」
つまり　聖母マリア様を指します。
パリ・カトリックの総本山。
建物の美しさももちろんですが
大聖堂の正面広場にある石盤は
「ポワン・ゼロ」　

パリから何キロ、と
道のりを測る起点となっている地点で
まさにパリの始まりであり
パリの中心です。
観光客が　このポワン・ゼロを踏むと
またパリに来れる、
という言い伝えもありますが
この「我らが貴婦人」に
パリのはじまりがあるというのが
フランス人だけでなく世界の人々にとっても
特別な場所であるように思います。