しあわせの絵の具

カナダの画家
モード・ルイスの半生を温かく描く
しあわせの絵の具
子供の頃から
重度のリウマチを患っているモードと
孤児院育ちで気難しいエベレット。
彼の家に
押しかける形で
始まった同居生活。
トラブルの連続の生活から
お互いを認め合い
結婚したふたりの半生を描くこの映画は
とても温かい愛が流れ
それは観終わっても
ずーーっと続く心地よいものでした。
わたしはイーサンが好きで
この映画を観出したのですが
モード役の
サリー・ホーキンスの演技は素晴らしく
決して笑わない
終始仏頂面のイーサンとの
何とも言えないふたりの世界に
引き込まれました。
物語終盤
リウマチの悪化で
絵を描くこともままならないモードと
それを支えるエベレットの温かい愛。
最期の瞬間まで
ふたりの世界は温かく
お互いを思うものでした。
優しい気持ちになれる映画です。
「人生は美しい色であふれている」
機会があれば是非♪